海岸でキャンプ用焚き木を調達する


キャンプでの楽しみは、焚火がそのひとつ。

ぼんやりと、燃える炎を見ていると、それだけで心癒される。
時々パチパチと弾ける薪、ゆらめく炎、煙のにおい・・・これは普段味わえない至福の時間だ。

さて、焚火をするには焚火台と焚き木(薪)が必要だが、キャンプ場内で焚き木の購入ができるところも多い。

ただ、それを購入してまで焚火をするというのは、心理的に少々抵抗がある。(まあ、貧乏根性ともいうか(笑))

そこで、キャンプ前に海岸へ焚き木拾いに行った。

夏前になると、海水浴客を呼ぶため、海岸はきれいに清掃されてしまうが、4月、5月はまだまだ手が入っておらず、いい焚き木が手に入る。

場所は河口近くの海岸。昨年の大雨の影響で大量の流木、ゴミが打ち上げられ、そのまま放置されている。

我々のほかにも海岸を物色している人たちがいた。聞くと焚き木拾いではなく、オブジェを作るための素材を探しに来たのだという。
確かに、海でもまれ、海岸にうちあげられたものは、独特の形状や風合いになり、飾っておきたいようなものがある。

しかし、流木とともに大量のプラスチック製品も流れついている。今、問題になっているマイクロプラスチックの元になるものだ。
ペットボトル、ビニール袋、発泡スチロール、薬剤の容器、何かのプラスチックの破片・・・

環境について考えさせられる。
人間が発明したもの。人間にとっては便利だがそれはすでに地球に大きなダメージを与えているのだろう。

持論だが、賢くなりすぎた生物種は、いずれその賢さ故に自滅するようにプログラムされているのではないかと思う。

それはあらかじめ宇宙の意識(創造主)によって仕込まれた巧妙な仕組み、神に近づいてはいけない警告なのかもしれない・・・

ペットボトルや包装ビニールとかのポイ捨ては、いずれ我が身に災いとして降りかかってくると思う。

話が変な方向にそれてしまったが、海岸の流木はカスカスになっているものも多く火が付きやすい。

「流木拾い」には、のこぎり、ダンボール箱、大きめのビニール袋、軍手を持っていった。

注意したいのは国立公園、国定公園、自然公園の場合。
こういった特別な場所は保護のため、むやみに草や岩石を採ったりすることが禁止されている。

流木などのごみ拾いを咎める人はいないだろうが、あくまで常識の範囲に留めることだろう。

同じ海や川だと思っていてもここから先は自然公園というのがある。

それとちょっとマズいできごとがあった。

拾ってきた流木から大量の蟻が出てきて、車の中が蟻だらけになってしまったのだ。流木の中に巣があったらしい。

海岸で長い間放置されているものは大丈夫だろうが、山から流れてきて間もないものは、虫などがついている場合があるようだ。

【2021.5.13 ご指摘があり追記した。】
※注意:海岸で拾った流木を焚き木に使用する場合、ダイオキシンや塩素が発生する可能性がある。

海岸で拾った流木には塩分が付着しており、焚き火等の低温燃焼によってダイオキシンなどの有害物質が発生する可能性がある。

環境配慮、健康面の観点から、海岸から回収した流木を焚き火に使用することを推奨しない。

また、燃えるからといって包装紙や落ち葉(種類による)を滅多矢鱈入れることも、有毒物質が発生しうるので、注意していただきたい。

以下に東京都環境科学研究所の実験結果(pdfファイル)があるのでご参考までに。

家庭用焼却炉から排出されるダイオキシン類の実態について

焚火に置いた飯盒で飯を炊き、コーヒーを沸かし、残り火で焼き芋を作るなんてーのもなかなか乙なもの。

+1
+1

コメント

  1. 匿名 より:

    海辺の流木は海水が染み込んでいる可能性があります。よって高濃度の塩素を含んでいる可能性があり、焚き火程度の火力で燃やすと塩素ガスやダイオキシン類が発生します。塩抜き乾燥された状態でも高温焼却(800℃)が推奨されています。

    0
    • metaba より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。

      ご指摘の通りかもしれません。
      確かに流木は、塩水にさらされておりますから、塩分を含んでいると考えられます。

      現在、海辺の流木は使い切ってしまったため、最近は山林で拾い集めたものを使っております。
      また、最近は淡水湖の近くに引っ越しましたので、その流木を拾いに行こうと思っております。

      記事に配慮が足りなかったと思いますので、危険性を記載するようにいたします。

      0