以前、手に入らないキャンピンガス(CAMPINGAZ)のガスカートリッジにカセットコンロ用ガスをチャージする記事を書いた。
キャンピンガス(CAMPINGAZ)カートリッジを復活させる
ところがどっこい、ガスカートリッジは製造中止ではなくまだ売っていたのだ。
※しかし残念ながら、2023年12月31日をもってキャンピングガス製品の取り扱いを終了したようだ。
コールマンからのお知らせ「キャンピングガス取り扱い終了のお知らせ」
ゆえに以下は過去記事としてお読みください。
売ってるじゃないの!!
先日、郊外にある某ホ-ムセンターを怪しくウロウロしていると、キャンプ用品コーナーに見覚えのあるあの青色のガスカートリッジを見つけた。
まさかと思ったが、あのキャンピンガス(CAMPINGAZ)のガスカートリッジだった。
もう販売してないとすっかりあきらめていたのに、こんなところにあるなんて。
そのカートリッジは、在庫処分品のようにほこりをかぶった様子もなく、きれいなまま陳列台の上に乗っていた。
すっかりうれしくなってしまい、気付くと数缶を手にしてレジに並んでいた。
ひょっとして再び日本で扱ってるのか?
そこで、ネットからコールマンジャパンの2020年度版の商品カタログを見ると、しっかりキャンピングガスのガスカートリッジが載っていた。
2018年の時点ではオークションサイトでもほとんど見かけることがなかったのにね。
しかしながら、これを使うランタンやらバーナーコンロが発売されていないのはどゆこと?
まあ、古くからのユーザーのために、消耗品だけは供給しましょうというわけか?
他のメーカからは類似な商品が出ているし、一般的な仕様ではない(口金の形状が特殊で他社製のガスカートリッジとの互換性がない)カートリッジでは市場性が無いと判断したのかもしれない。
他社の消耗品を使わせない独自仕様が裏目に出てシェアを低下させてしまったのだという。
日本における販売元は、当初、東邦キャンピングガス販売株式会社だったそうで、その後1996年にコールマンジャパンへ移行したとのこと。
その後、一時取り扱いが中止されたが、CV470及びCV300ガスカートリッジの取り扱いが再開されたのだそうだ。
CV300はCV470に比べ胴回りも一回り小さい。CV470の方が重いがコスパは高い。
でもやっぱりキャンピンガス(CAMPINGAZ)が好き
まあ、なんだかんだ言っても、CAMPINGAZ製品を持っている身としては、将来も使える見通しができたのはありがたいことだ。
充填しながら使っているガスカートリッジをさらに騙しだまし使うこともなくなったわけだ。
なにしろコンパクトなガスバーナーは、お外でお湯を沸かすのにとても重宝する。
ちょっと出かけて、見晴らしのいい場所で、お湯を沸かし、コーヒーを楽しむのは格別だ。
それにあの青い缶は鮮やかで見映えがいい。
他系列のホームセンターでも扱っていた。但し、価格は店にってバラバラのようだ。
ところで、似たような形状のガスカートリッジも売っているので注意が必要だ。
それは「CT-200」という型番のもの。
CV300やCV470と形状は似ているが、機器の取り付け方が違う。
CT-200はカートリッジ本体に接続口が無く、カートリッジ自体に穴を開けながら器具を差し込むタイプのガスカートリッジになる。
いちど器具を取り付けると、カートリッジの中身を使い切るまで取り外しができない仕様だ。
外せないことはないが、穴が開いているわけだから、ガスが残っていたら当然ガスが噴き出しチョー危険な状態となる。
このガスカートリッジはガストーチ用(ランタンもあるが)のもので、アウトドアコーナではなく、工具関連のコーナーでよく見かける。
まだまだ手に入るキャンピンガスのツールたち
ところでキャンピンガスの燃焼部製品(ランタンとかバーナーコンロとか)はお店には流通していないと思われる。
しかしオークションサイトなどでは結構な量が出回っていて、マメに探せば、ほしいものはまだまだ手に入るようだ。
最近は「ラプソディー470」というガスランタンを安く手に入れることができた。
ガスランタンがよいのは、お手軽に明るい光源を確保できることだ。
暗くなってからのテントサイト設置や手元作業に明るめの光が欲しいときは即応できる。
ガソリンランタンは例のポンピングが必要になるし、炎が安定するまでしばらく時間がかかる。
灯油ランタンはというとちょっと暗すぎる。
ガスランタンは使い勝手がよいわけだ。
このランタンについてはあらためて記事にしてみようと思っている。
おわりに
今回はただのお伝え記事になってしまったが、キャンピンガス(CAMPINGAZ)のガスカートリッジがまだ手に入ることがわかってよかった。
キャンピンガス(CAMPINGAZ)製品を持っていて、知らなかった方には朗報になるだろう。
まあ、しかし「不便を味わいにキャンプに行く」と言ってるわりには、いろいろ道具を集めて楽しむ自分はちょっと矛盾しているのかな・・・(笑)
コメント
私もこの情報を見て とても参考になりました。
20代のころ山歩きするために購入した日本キャンピングガス(株)のポケット型バーナー
のガスボンベは、2年前登山用品店で無いと知らされ がっかりしてました。
この頃登山用品店で見たような水色のボンベがあり もしかしたらと思ってました。
これで 安心して購入することができます。
黒田さん、コメントありがとうございます。
やはり、もう手に入らないと思ってた人も多いのでしょうね。
今は、キャンプ用品専門店でも売っているくらいですから、コアなファンが少なからずいっらしゃるのでしょう。
今も、キャンプや山歩きには、あの水色用品を持って行ってます。
いつまでも、あの青い缶が販売されていることを願ってます。
我が家に眠っているキャンピングガスのバーナーが使えるかとcv300のボンベを購入してみました。
やはり口金が合わず使えませんでした。
残念です。
多分40年ぐらい前のものでガスの型番など全くかかれておらず説明書を見ても…
情報もほぼ無かったので参考になればと思いました。
匿名さん、コメントありがとうございます。
cv300は通常の口金形状だと思うのですが、それに合致しないCANPINGAZ製品もあるということですね。
わたしがCANPINGAZのバーナー買ったのは20~30年ぐらい前ですが、それは現行のカートリッジが使えております。
あまり古い製品には使えない場合もあるということで参考になりました。
CT200はコンロ用にも結構使われています。トロッターコンロなんて、さすがに新品はないでしょうが、まだまだ使えています。穴をあけることで使用を開始しますが、その内側にバルブ内装されているボンベが最近はあって、頭を外せるんでね。
でも一番使うのはガストーチ用かなと思います。実際私も現場で使っていますし。片手であぶるときにはうすら長いボンベを付けるものより、手の中に納まりのいい、キャンガスのCT200を使うトーチは使いやすくて好きですね。
三郎さん、コメントありがとうございます。
そうでうか、私はトロッターコンロというものの存在を知りませんでした。
ネットで形状を調べたら、実に渋い良い形をしてますね。
CT200ボンベは作業用とばかり思っていたので勉強になりました。
キャンピングガスはいまだにちょいちょい使っています。
見晴らしの良い場所でこれを使って沸かすコーヒーは格別です。
めたばさんこんにちは。
CV-300とCV-470の接続部は同じでしょうか。
CV-300が手に入りにくいのでCV-470を購入しようと思いますが、内容量の違いだけでしょうか。
匿名よりさん、コメントありがとうございます。
お問い合わせ頂いているのに気づかず返信が遅くなりました、申し訳ありません。
さてCV-300とCV-470ですが、接続部は同じ形状で、同じ燃焼機器が使えます。
CV-300は内容量240グラム、CV-470は内容量450グラムです(公称値)。ガスの種類は共に液化ブタンで同じです。
CV-300は缶の大きさが直径約90mm、高さが約100mm、CV-470はそれぞれ約110mm、約135mmです。
CV-470はけっこう大きいので、アウトドアに携行されるにはCV-300の方がコンパクトで便利かと思います。
初めまして、お世話になります。1989年10月製造のキャンピングガスのバーナーを持っていますが、既にCV250は入手不可で、CV470は適合するのでしょうか?教えてください。よろしくお願いいたします。
幸田太郎 さん、コメントありがとうございます。
ご返事が遅くなってしまいました、すいません。
私はCV250カートリッジを持っていないので現物確認はできませんが、
CV250に適合しているキャンピングガスバーナーはCV470では使えないと思います。
調べると口金の部分が違うようです。
ネットでCV250とCV470を画像検索してみると良く判ります。
一度検索していただくとよいかと。
キャンガス缶の金口は以下の7種類のようです。
1 CV200、CT200、C206
(GT100は金口が同じだが長さが違い、専用でないと取り付けできない)
2 CV250
3 CV450
4 CV270、CV470、CV300
5 R901、R904、R907
6 CP250(カセットガス型)
7 CV360(CAMPING GAZ RANDO’360、Campingaz Spotflam はんだごてなどに使用、金口CV270と同じだが細長いのでCV270用に使用するには実用的ではない。)
匿名さん、情報ありがとうございます。
同じCampingaz製品でもいろいろ種類があるようですね。
わたしの現在使用しているバーナーやランタンにはCV270、CV470、CV300が使えます。
記事にも追記しましたが、昨年12月31日をもって、コールマンジャパンは製品の取り扱いを終了したため、もう在庫品しか残っていないかもしれません。
もしホームセンターなどで見かけたら、今のうちに確保しておくのがよいかもしれませんね。