久しぶりに奈良県にある月ヶ瀬梅林に行ってきた。
この月ヶ瀬にはずいぶん前から訪れていて懐かしい場所でもある。
今回は梅が咲き誇る月ヶ瀬と、周辺のキャンプ場を簡単に紹介しよう。
月ヶ瀬梅林とは
月ヶ瀬は2005年4月に奈良市へ編入されるまでは「月ヶ瀬村」だったところ。
比較的最近まで村であったことでもわかるように、山間を流れる名張川を眼下にするとてものどかなところだ。
この名張川の渓谷沿いに1万本以上の梅林が広がり、見頃には多くの観光客が訪れる。
梅は、2月中頃から3月が見ごろで、白梅や紅梅、しだれ梅が咲き、ほのかな香りが漂う。
アクセスはこちら。
梅まつり
梅まつりが毎年開かれていて、今年(2023年)は2月12日~3月26日までの期間。
期間中はいろいろイベントが開催されるようだ。
この梅林は遊歩道が整備されているため、とても歩きやすい。
なにしろクルマが通らない(一部例外)ため、のんびり散策できる。
以前来た時と比べて、斜面の遊歩道も整備されていた。
手書きで味のある散策マップが「ロマントピア月ヶ瀬」(後述)で配っていたので、載せておこう。
この月ヶ瀬梅林は、このような観光地にありがちな、BGMやスピーカーウグイスが無いのが良い。
ウグイスは全て本物のさえずりだ(笑)
売店や食堂もあり、平日にもかかわらず、お客さんは多かった。
また、売店以外にもお弁当を広げるのに良い場所がいっぱいある。
お昼時になると、グループやカップルが思い思いの場所でお弁当を広げていた。
我が家のお昼はサンドウィッチと熱いコーヒー。
そして、ここへ来ると必ず食べるのが「草もち」。人気の店は行列が。
中にあっさり味の粒あんが入っていて、これがなかなか美味。
製造元が違うのか、売店によって130円とか150円とか違いがある。
(5年前は120円だったような・・・)
(下の画像は上の画像の店ではありません。)
これを目の前で焼いてもらい、焼きたてを近くの休憩所で頬張るのがおいしい。
梅林なので、当然、梅干しも販売されている。
また、大和茶の産地でもあり、お茶も売られている。
梅干しは自家製も多く、味の違いが楽しめる。
価格もリーズナブルなので、違う売店で2つ程購入した。
近くにはキャンプ場やRVパークあり
しばらく行っていない間に、いくつかのキャンプ場がオープンしたみたいだ。
月ヶ瀬キャンプ場と月ヶ瀬炭焼きアウルキャンプ場だ。
どちらも区画割りされたファミリー向けのキャンプ場という感じで、月ヶ瀬温泉やふれあい市場が近くにあって便利。
只、本格的キャンプをしたい人には、う~ん、って感じかな。
(月ヶ瀬炭焼きアウルキャンプ場)
(梅の郷 月ヶ瀬温泉)梅まつり期間中はちょっと高い?
(月ヶ瀬温泉ふれあい市場)野菜が豊富。
米も売っている。キャンプでうっかり忘れた人には大助かり。
少し離れたところに、RVパーク ロマントピア月ヶ瀬がある。
RVパークというのはあまり聞きなれないかもしれないが、簡単に言えば「クルマで泊まれる駐車場」。
日本RV協会が認定し、以下の条件を満たしていることが必要なのだそうだ。
■余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
■24時間利用可能なトイレ
■100V電源が使用可能(20A以上推奨)
■入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)
■ごみ処理が可能
■入退場制限が緩やか
■看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)
■複数日の滞在が可能
くわしくはこちら。
くるま旅 https://www.kurumatabi.com/rvpark/
ここは平成28年2月にRVパークの認定を受けている。以前来たときは気づかなかった。
この、ロマントピア月ヶ瀬には、RVパークだけでなく、持ち込みテントサイトもある。
価格が安いので、いつか利用してみたいと思っている。
やや斜面にあるテントサイト。
こちらは、ポツンと一軒家のテントサイト。道路が近いがほとんどクルマは通らない。
※この場所は小さな公園となってしまい、キャンプサイトではなくなってしまいました。残念。
洗い場その1
洗い場その2
こちらが受付。管理棟というかほぼ売店。トイレはこの建物の横にある。
薪や炭も売っている。
ここも、温泉は近い(クルマで走れば数分)のでありがたい。
「ロマントピア月ヶ瀬」の情報はこちらから。
ロマントピア月ヶ瀬 https://romantopia.jp/
おわりに
前回来たときは、あちこちが整備中で、梅の木も植樹されたばかりのものもあった。
5年が経ち、久しぶりに訪れると、梅の木も成長し立派な花を咲かせていた。
ここは何度来ても心癒される場所だ。
梅というのは、寒い時期というのもあるかもしれないが、控えめに咲き、ほのかに香るのが良い。
いつかキャンプ場も利用したいと思っている。