タイヤ交換が楽にできるタイヤリフターを使ってみた


今年もそろそろ、冬用タイヤの交換時期になってきた。

わしは、業者に頼まず自分でやる派。

しかし、軽自動車のタイヤならともかく、18インチクラスの大きさになってくると、重くてちょっと大変。

そこで、今回、タイヤ交換用補助器具「タイヤリフター クルピタ丸 EM-239」を使ってみた。

やっぱり冬用タイヤは必要?

毎年恒例の冬用タイヤ交換。

以前は積雪の多いところに住んでいて、いやでもタイヤ交換が必要だった。

今はあまり積雪のないところ住んでいる。まあ、積もったら乗らなければよいだけのこと。
スキーやスノボに行く人はもちろん必須アイテムだけどね。

しかし高速道路では、雪が降ると料金所入口でタイヤ装着チェックがあり、冬用タイヤでないと通してくれない。タイヤチェーンの装着という手もあるが、これはまた大変。

遠出するときは、やっぱり冬用タイヤを履かせておいたほうが安心だ。
(今年の年始は九州自動車道でも通行止めやタイヤ規制が入った。)

下は、冬用タイヤを装着しているともらえる「装着確認証」。(舞鶴若狭自動車道路・京都縦貫道)
次回、同じ高速道路に乗るときは、これを見せればじろじろタイヤを見られることがない(笑)

さて、タイヤ交換はカーショップやガソリンスタンドでする方が多いと思う。

そのほうがはるかに楽だし、確実でもある。

だが、工賃はそれなりにかかる。

軽自動車ならまだマシだが、大型のタイヤはそれなりの料金になる。

自分でできることは自分でやろうという考えもあって、わしは年2回のタイヤ交換は自前。

我が家のクルマは18インチホイールに225/55のタイヤをはめているが、これが結構な大きさと重量。
寄る年波には勝てず、だんだんしんどくなってきた。

腕も疲れるが、ヘタをすると腰をやらかしてしまいそうである。

う~ん、何かよい方法はないか・・・
嫁さんに手伝わせれば良いが、タイヤの脱着は、やはり一人でないとやりにくい。

タイヤ交換用補助器具を購入

ずいぶん前に、どこかのSNSで「タイヤ交換用補助器具」を使うといいよ、という記事を読んだことがあった。

こんな便利なものあるんだと、思ったものの、その後すっかり忘れてしまっていた。

しかし、4月にそろそろ夏タイヤに戻す段階になり、それを思い出した。

早速、アマゾンで注文するも在庫が無く、数か月待ち。(今は在庫ありの模様)
人気商品なのか、たまたま在庫が無かったのか、コロナのせい?

え~!、と思ったものの、やむなく夏タイヤ交換は体力勝負で片づけた。

ブツが届いたのは8月になっていた。注文してから4カ月も経過。

そして、先日、軽自動車のタイヤ交換の依頼があり、やっと初デビューとなった。

記念すべき実験車両第一号である。

タイヤリフターを使うと、タイヤを、えんやこらと持ち上げる必要がなく楽に装着することができるようになる。

これがないと、タイヤを持ち上げながら、同時にナット穴にハブボルトを通さないといけない。

14インチクラスならまだましだが、18インチともなると結構苦労することになる。

また、サイズが大きくなるとナット穴が5個になってくるから、なおさら通しにくくなる。

今回、使ってみて、想像以上にタイヤ交換を楽におこなうことができた。

大きなタイヤでも要領は同じだから、かなり楽になるだろう。

なぜ、いままで使わなかったのか、ちょっと後悔だね。


では、次に作業前の準備と使い方について。

準備

まず、必要な工具類を準備しておく。

ジャッキ。これは必須。あと、タイヤ止めも用意しておくと良い。

十字レンチとトルクレンチ、軍手。
ナットを感覚で締め込むのは良くない。やはり適正なトルクで締めるべきだ。

圧力ゲージと空気入れ。
あれば便利。無くてもガソリンスタンドへ行けば空気入れがある。

そして今回の主役、「タイヤリフター クルピタ丸 EM-239」。

タイヤリフターの使用方法

使用方法。(特に必要ないかもしれないが、一応ノウハウ的に書いておく。)

その前に、クルマは平坦、水平の場所に停め、ギアはパーキング位置、サイドブレーキが掛かっていることを確認しておこう。また、交換するタイヤの対角線側のタイヤに車止めを入れておこう。

では、まずタイヤリフターを組み立てる。

組み立てといっても、2本の回転アーム(シャフト・ローラー)をフレーム本体にキャスターと共にナット止めするだけ。

このとき、回転アームの取付穴がずれやすいので、箱の上に置いてやると組み立てやすい。

組み立て完了。

では、ジャッキで、交換するタイヤを少しだけ持ち上げる。(タイヤは地面に接した状態)
これは、ナットを緩める際、ハブボルトに余計な負荷がかからないようにするため。
(面倒なら、特にしなくてもよいだろう。)

次に、ナットを全部緩める。(少し緩めるだけで外さない。)

ジャッキでタイヤが地面から離れるまで持ち上げたらタイヤリフターを差し入れる。

タイヤリフターの回転アームがタイヤに接触するまでハンドルを回す。
(これで、リフターの回転アームがタイヤを支える形になる。)

ナットを取り外す。

このとき、夏用と冬用タイヤのナットが混在しないように外したナットは袋にしまおう。
タイヤによって形状(テーパー等)が異なる場合があり、誤って取り付けると走行で緩む危険がある。

あとは、タイヤリフターごとタイヤを引き出せばOK。

次に、取り付けるタイヤをタイヤリフターに載せる。

タイヤの回転とハンドルで、ナット穴がハブボルト位置になるよう調整し、タイヤをはめ込む。

回転アームによって、タイヤを簡単に回転させることができるので位置合わせが楽だ。

ナットを取り付け、十字レンチで軽く締め込んだら、タイヤリフターを外す。
この時、ナットは対角線で締めること。
(ナットが5個の場合は、一筆書きで★を描く順番で。)

次に、タイヤが接地するまでジャッキを緩め、トルクレンチを使って、適正な締め付けトルクで増し締めをする。
この時も対角線で締めること。(ナットが5個の場合は、一筆書きで★を描く順番。)
(締め付けトルクはクルマの取扱説明書に載っている。なければディーラーに問い合わせすればよい。)

最後に、ジャッキを降ろし、外せば完了だ。

あとは空気圧をチェックしておこう。
適正な空気圧は運転席側のドア付近あるいは給油口等に貼ってあるシールを確認する。
必要により空気を充填しておこう。

おわりに

取り外したタイヤは、清掃して少しエアーを抜き、日陰(できれば室内)で保管するのが良い。
できれば横積みや平積みが良い。

紫外線はゴムを劣化させるし、長期間縦置きすると一部分に絶えず圧がかかって変形するリスクがある。

タイヤラックを使うのもありだろう。

自分でやれば、工賃もかからないし、タイヤを外した状態で、タイヤハウス内側のサビ具合の確認や掃除を行うことができる。

タイヤリフターはいろいろ種類があり、安価なものを使用したが必要十分だった。

今回は、軽自動車での使用だったが、タイヤサイズが大きくなってもそれほど労力は変わらないだろう。

これはなかなか使える。お手頃な価格でもあり、DIY派にはお勧めの工具だ。
年間に2回のイベントだが、これでタイヤ交換が楽になりそうだ。

【2021.11.26】手順に誤りがあったため訂正。あと注意点を追加した。