安価なアウトドア用ナイフ(シースナイフ)はどう?

安価なアウトドア用ナイフ(シースナイフ)を購入してみたので紹介してみようと思う。

キャンプで使いたいアウトドア用ナイフ

さて、すっかり春らしくなってきた今日この頃。

通年営業でないキャンプ場はだいたい3~5月あたりから開場するので本格的なキャンプシーズンへ突入というわけだ。

今年(2020年)は、例のウイルスの影響でキャンプ場が盛況らしい。

確かに、他人との距離は離れているし、「自然換気」が効いてるわけだから感染リスクは少ないと思う。

家で暇を持て余しているお子達を連れ出せば精神面にも良いだろう。

ただし、共同の炊事場やトイレなんかは注意する必要があるかもしれない。

更に政府が緊急事態宣言を行えば、キャンプ場ですら制限がかかるかもしれないけれど・・・

さて、キャンプでは、ナイフ類が活躍してくれる。

野菜や具材を切ったり果物の皮を剥いたり、釣った魚をさばいたり、枝を切ったり削ったり。

キャンプには包丁と小型のノコギリがあればだいたい事は足りる。

実際、我が家のキャンプも、普段家で使っている包丁を持って行って飯の支度をしている。

でも、いつもとは違う「異空間」を楽しむのだから、生活感漂うご自宅包丁ではちょっと映えない(笑)

そこで、ここはひとつ本格的っぽいナイフを持っていってはどうだろう。

武骨で美しい造形のシースナイフを使えば、キャンプでのテンションもぐっと上がるというものである。

何しろ男というのは道具としての金属の塊が好き。そしてそれを使いこなす時は至福の時間なのだ(笑)

シースナイフとは

シースナイフは、折りたたみの機構が無くブレードとタング(柄に入る金属部分)が一枚の鋼材からできている形状のもの。

そのため衝撃に強く堅牢。そして刃の部分をシース(鞘)に収めて保護するのでシースナイフと呼ばれる。

野外ではシース(鞘)に収めて腰などに吊るせば、すぐに取り出すことができため便利なわけである。


  出典:Weblio辞書

安価に売られているシースナイフ

さて、ネットで売られているナイフもピンキリである。

ナイフは実用品でもあるが趣味性が高いものでもあろう。
使用している鋼材や鞘の材料、装飾や仕上げの具合によって価格はさまざまになる。

当然のことながら、お金を出せばそれなりに良いものは手に入るだろう。
しかし、安価なものでもそこそこ使えそうだ。

そもそも現行キャンプではブッシュを切り開くわけでもなく、動物を処理するわけでもない。

今回購入したのは、MOSSY OAKのシースナイフ2本。

全長: 27.5cm、刃体長さ:14.5cm、重量:300g
全長: 22.5cm、刃の長さ:10cm、 重量:240g

いずれも1000円から2000円台で購入できる。もちろん大陸製だ。


どちらもおまけ?で小型の折り畳みナイフがついてきた。(いちばん下に映っているナイフ)
 ※現在、折り畳みナイフ付きは別価格になっているようだ。

使用している鋼材はステンレス鋼の「3Cr13」で、この鋼は中国で開発されたもの。
実用硬度54~56なのだという。

これが、おまけ?のミニナイフ。おまけらしからぬ作りの良さ。

箱出しの状態でも切れ味はそこそこ良いようだ。
更に研げば一段と切れ味は上がるのだろう。

試しに紙を切ってみたがそこそこの切れ味。

わしは家庭用包丁は研ぐのだが、こういった類のナイフは研いだことがないので、やってみたら逆に切れ味が悪くなってしまった(笑)
包丁とは違うコツがあるのだろう。もう少し、勉強と練習をしないといけないね。

持った時のバランスもいい感じ。

鞘はこんな感じだ。
雑さはあるがしっかりしたつくりになっている。

外へ出て枯れた小枝をガシガシと削ってみた。手荒に扱ってもそれに応えてくれる堅牢さはあるようだ。

おわりに


ナイフというのは、怖い反面、人の心を惹きつけるものがあると思う。
オスとしての原始的な攻撃性と防衛本能を刺激するのだろうか。

日本刀がブームになったりするのがわかる・・・ああ、あれは女性の方々か(笑)

キャンプにこんな小物を持っていくのも楽しみのひとつではないかと思う。

但し、これ見よがしにしたり、用もないのに持ち歩くのは注意した方がよい。

クルマで移動中もちゃんとした袋などに入れて簡単に取り出せないようにしておく必要がある。
片づけるのが面倒といって、車内の目につく場所に放置しておくと、もし職務質問があった場合など銃刀法違反で検挙される可能性がある。