ローコストキャンプのために
最近はキャンプブーム、スポーツ用品店を覗くと、それはもう便利グッズの花ざかり。
ナベやフライパン、焚火、BBQ用品、照明器具、テントにチェア、ペグまでオシャレな色や形、機能もよく考えられていて盛り沢山。
これ、いいなぁと手に取ってみると、おっとと、なかなか良いお値段。
外観から、これ絶対同じもんだよなぁ、という商品が「凍る人」や「冬の頂き」のブランド名が付いたりすると倍ぐらいのお値段になったりするのが面白い。
キャンプって高級志向の時代が来てるんだろうかねぇ~。
先日も渋い調度品をいろいろ設置してキャンプを楽しむ人のテレビ番組を見たが、楽しみ方も人それぞれ多様化してるんでしょう。
そういえば手ぶらで行ける「グランピング」が人気だそうで、あれこれ道具をそろえることを考えたらトータルコストではそのほうが安いのかもしれない。
さて、最近の100円ショップは、アウトドアに役立ちそうなものがいっぱいある。
と言うよりは、アウトドア用の小物がいっぱい置いてある。
少しでもキャンピングコストを下げるに利用しない手は無い。
グッズ紹介
先日も100円ショップ(消費税が上がって110円ショップになっちゃったな。)をうろついているといろいろ発見。
今回はその100円ショップ、セリアで見つけたキャンプによさげなモノを少しだけだが紹介したい。
■フッククリップ
まずは「フッククリップ」。
他のブログでもよく紹介されている袋や小物を引っ掛けるのに便利なやつ。
特にゴミ袋に有効。
キャンプに行くと、必ずゴミが出る。
お肉のトレーや包装ビニールとかのプラゴミ、野菜、骨なんかの生ごみ、そして一杯やったあとのビールの空き缶・・・。
これを入れるゴミ袋を皆さんはどうしてるだろうか?
ゴミ袋を地べたに置くのも汚れてしまうし見栄えもよくない。
大概どこかに引っ掛けて吊るしているんではないだろうか。
私がよくやるのはゴミ袋の片側をキャンピングテーブルのふちにガムテープ貼り付けて、半開きにし、ゴミが放り込みやすいようにしている。
ただガムテープを使うところが無粋。もっとスマートにゴミ袋を設置したい。
そこでこのフッククリップ。
これがすごく便利そう。
画像のようにゴミ袋を簡単に設置できる。
キャンピングテーブルの脚やポールに挟み、ビニール袋を引っ掛ければゴミ入れの完成だ。
回収時ガムテープをベリベリ剥がす必要もない。
耐荷重が500gとなっているが、もっと重くてもいけそうな感じがする。
内蔵スプリングはかなり強力。
勢いで3つも買ってしまった。
実際にキャンプで使ってみるとなかなか便利。
どこにも簡単にクリップできるし、風にも飛ばされない。
■トングスホルダー
次に、トングを引っ掛ける金具「トングスホルダー」。
トングは炭火をいじったり、食材を扱ったりするが、意外とこれの置き場所が無い。
食材をはさむトングは、それこそ地べたに置くことができないし、炭火をあつかったトングは熱くなっているのでこれも置き場所を選ぶ。
そこでこの「トングスホルダー」の出番。
画像のように、BBQの網に引っ掛けておけば、トングの置き場所が簡単に確保できる。
ステンレス針金を曲げただけのような代物だが、シンプルでいいアイデアだと思う。
まあ、自分で作れそうな気もするが・・・
■アルミニウムベグ
最後にアルミ(ジュラルミン)製ペグ。
L字型とY字型の2種類が売られている。長さは18cm。
売り場の同じハンガー棒に混在して置かれていたので、2種類あることに気づかず、後で気づき買い足してそれぞれを4本づつ購入した。
色はこれ以外にもあり、なかなかおしゃれな感じだ。一回使うと傷だらけになってしまうだろうけどね。
ペグというのは現地に置き忘れる(地中に刺さったまま撤収)ことが多いが、目立つ色もあるので発見しやすいと思う。
カラフルなので数本を糸でつるしてドアベル替わりにも使えそうだ。
しかし100円ショップでペグが売られるようになるとは・・・
おわりに
プロキャンパーから見れば100円ショップの品質うんぬんの話があるかもしれないが、品質も良さそうでなかなか使える。
ローコストキャンプを目指すなら、こんなアイテムを活用するのも一つの方法だと思う。
今回はセリアのアイテムだったが、他のダイソーなど、同じ製品や、アイデアを生かした自社ブランドのものもあり、なかなか面白い。
キャンプ前に100円ショップを覗いてみるとよいかもしれない。