キャンプで昔ながらの五徳が役に立つ

キャンプでお湯を沸かしたり煮炊きするのに昔ながらの「五徳」が役に立ったのでその様子をお伝えする。

「五徳」がちょうどいい

キャンプで鍋や湯沸かしポットを火にかけるときどうしているだろうか。

コンロの上に網を置きその上にポットや鍋を乗せたり、ファイアースタンド(鍋吊り)を使用されている方もいると思う。

しかし、網はコンロ上を大きく塞ぐ形になり、薪の追加や、燃えている薪をいじりづらい。
ファイアースタンドは雰囲気はいいが、場所を取るし、大掛かりだ。

では昔ながらの「五徳」(ごとく)を使ってみてはどうだろう。
(これは嫁さんからの提案だった。)

「五徳」って何?

五徳は、炭火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを乗せる置き台のことだ。

なぜ「五徳」というのかを調べてみた。

日本では、古くから囲炉裏において鍋や釜で煮炊きをしていた。
このとき使用されていたのが、「竈子(くどこ)」と呼ばれる鍋釜の置き台。

この「竈子(くどこ)」が茶道の始まりと共に上下逆にして使用されるようになり、「くどこ」の読みも逆さまにされ「ごとく」と呼ばれるようになったのだそうだ。

「五徳」はそれを漢字にした当て字だそうである。逆読みにして、当て字にしたとは面白い。

本来はガスコンロとかで見かける向き(脚が上を向いている)が「五徳」なのだが、キャンプではこれを逆さまにして使っている(円形の部分が上)ので「くどこ」的な使い方なのである。


 出典:X(旧Twitter)より

五徳の大きさはいろいろ

さて今回はネットで購入したのは近与(KONYO)というメーカーが出している五徳だ。
(2019年は大五郎 五徳と称していた。)

こんな状態で送られてきた。

このシリーズは4寸(120mm)~6寸(180mm)まであるが、今回はこの中間のサイズになる5寸 150mmのものを購入した。

価格も2,000円ほどで入手できる。(2019年は約1,300円だった。)

全体の形状。


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「五徳」を使ってみる

五徳はこのようにコンロの中、薪の間に設置できる。

今回3日間、3度の飯ごとに使用したが、熱で変形したり、壊れてしまったりすることは無く、しっかりした作りになっている。

購入した5寸150mmのものは、円状の部分の外径が150mmになっている。(黄色の部分)

例えば、キャプテンスタッグのダッチオーブン 22cm UG-3061はテーパー形状になっているため底の部分は180mmになる。
大きさ的にちょうど良く、安定して煮炊きができた。


また五徳の円状から内側に突き出た3本の爪の部分(緑色の部分)は120mmぐらいなので湯沸かしポットを置くのにもちょうどよかった。

購入前は高さがどうかなと思ったものの、薪から丁度よい火の位置になり、火の調整もしやすかった。
おかげで、網の出番がすっかりなくなってしまった。網を使用したのはBBQの時だけだった。

おわりに

最近はアウトドア用にオシャレな五徳も販売されているようだ。

但し、まあ、それなりにいいお値段がしているが、一度火の中に投じてしまうと黒くなってしまうし高級品は必要ない。

今回使用した五徳は昔からあるもの。それがキャンプでも役に立ってくれるわけだ。
大きさもかさばらず、安価に入手できるのが良い。

大人数のキャンプで使う大鍋には向かないが1~3人程度の少人数でなら大いに活躍してくれるアイテムのひとつだろう。