「リアルフライト」の旧型コントローラーをドローン用に改造する

近頃は、能天気にお外でドローンを飛ばすのも、どうかなぁと思ってしまうご時世。

そこで、以前、お家でドローンの練習ということで、フライトシミュレーター「リアルフライト(RF)」の話を書いた。

フライトシミュレーターでドローンの腕を磨く

その時にも書いたが、最新の RF9 もしくは RF9.5 に付属してくるコントローラー(USB接続のプロポ)がどうも使いづらい。

ボディが分厚くて、持ちづらく、手にしっくり来ないのだ。

そこで今回は、薄型の旧型コントローラーもドローン操縦に使えるように改造を施してみようと思う。

但し、マニアちっくな話なのでちっともおもしろくない。(まぁ、いつものことです。)

ドローン用のコントローラー(プロポ)はフルスプリング仕様

リアルフライト(RF)には、専用コントローラーが付属してくる。
※もちろんソフトウエアだけでも購入可能。

現在の最新バージョンである、RealFlight9(RF9)もしくはRealFlight9.5(RF9.5)には「InterLink DX」というコントローラーが付属してくる。

この「INTERLINK DX」コントローラーは賢く作られていて、背面のスライドスイッチで、電気的にmode1やmode2への変更ができるうえ、スティックレバーをスプリングで中立させるメカ切り替えの機構も備えている。

この「スプリングで中立」というのは、スティックレバーから指を離すと、中央位置に戻る機能のことで、”フルスプリング”とか”セルフニュートラル”と呼ばれる。

”フルスプリング”というのは、左右どちらのスティックレバーもスプリング(リターンスプリング)によって中央位置に戻るので、そういった言い方がされるらしい。
なーんか和製英語っぽいね。

さて、日本国内で多く使われる「mode1」は、右側のスティックレバーの上下方向をスロットル(エンジンなどのパワー出力開度)に割り当てる。

このスロットルレバー、飛行機用にはリターンスプリングが無く、ラチェット(カリカリという引っ掛かり)が付いていて、スロットルを任意の位置で止められるようになっている。

これは、パワー出力を一定に固定することで、他の操作がしやすいようにするため。

クルマに例えれば、アクセルの開度を一定にして、ステアリング操作に集中しやすくするようなものか。

しかし、これでは常にスロットルを動かし、高度を調整するヘリやドローンでは少し使いづらい。
スムースに動く方が操作性が良いのである。

そして、このスロットルにスプリングを入れて「スプリングで中立」にすると、ドローン操縦に更なるメリットがある。

なぜドローンにはフルスプリング仕様が必要か

それは、高度維持機能があるドローンでは、スロットルを中立(スロットル開度50%)の時は自動で高度を維持してくれるため。

言うなれば、スロットルレバーは、スロットル機能も持ったスイッチのような役目を果たす。

つまり、レバーは上昇指示か下降指示かであって、上に押し上げるほどよりパワフルに上昇し、下に下げるほど急激に下降する。

希望の高度に達したとき、スロットルレバーを中立に戻せば、そのときの高度を維持してくれるのだ。

但し、レーシングドローンのように高度維持機能が不要なドローンは、フルスプリング機能が無いコントローラーが使われるらしい。
試してみると、高度維持機能を持っていないドローンの操縦はちょいと難しくなる。

そういう話から、「フルスプリング仕様のコントローラー」=「ドローン用」というは正確には正しくない。

リアルフライト コントローラーの種類

最初にも書いたが、RF9 もしくは RF9.5 には「INTERLINK DX」というコントローラーが付属してくるのだが、これまでと供給元が違い、ボディが厚くて持ちづらい。

慣れればそうでもないが、やはり旧型の方が持ちやすいのである。

そこで旧型コントローラーを、フルスプリング仕様に改造して使おうというのが、今回の目的だ。

RF9より前のバージョンには「INTERLINK」「INTERLINK Plus」「INTERLINK Elite」といったコントローラーが付属してくる。
うれしいことに、RF9では旧型コントローラーもちゃんと認識してくれる。

(左から古い順で、INTERLINK Plus、INTERLINK Elite、最新のINTERLINK DX)

しかし、古いコントローラーはフルスプリング仕様でなく、ドローン用に向いていない。

そこで改造だぁ。

でも、改造といっても、小さな改造パーツとスプリングを追加するだけの簡単な作業。

※改造用パーツは、以下から入手することができる。Amazonがいちばん安いようだ。

改造

今回は「INTERLINK Plus」コントローラをフルスプリング仕様に改造する。
(※「INTERLINK Elite」も改造方法は同じ。)

まず背面カバーにあるビス4本を外す。

改造する部分は右側スティックの部分(黄色の囲み)

まず、ラチェット部分(赤い囲み)を外す。
これはカリカリという引っ掛かりを作り出している部分。
スムーズに動かすために不要なので外してしまう。

スプリングとスライダーを追加する。(上の画像の黄色の囲み部分)
(元々、部品が追加できる構造になっているので、切ったり削ったりは不要。)

尚、このときスライダーに、グリスを塗っておくと良い。
グリスは周りのメカ部品に塗られているので、そこからちょいと拝借すればよい。

スプリングがちょいと、はめづらいかもしれないが、ラジペンやピンセットを使うとよいだろう。

取り付け後の画像。

PCにつなぐとRF9(RF9.5)から認識しているのがわかる。
あとはチャネルマッピングとキャリブレーションを行えば使えるようになる。

もしリアルフライトを購入するなら、Yahooショッピングのラジコンショップ リトルベランカが安くて親切丁寧なので、そちらでの購入するのが良いと思う。
Amazonより安いし、簡単な日本語のインストール、設定説明書と電子マニュアル(CD)が付いてくる。

下の、Yahooショッピングから購入できる。


尚、RF9は無償でRF9.5へバージョンアップ可能。

おわりに

リアルフライトは初心者から、玄人まで対応できるすばらしいツールだと思う。
まだまだ初心者なので、自由自在に飛ばすにはもっと練習が必要だと思うけれど。

こういったシミュレーションものは、とっても面白い。

おことわり。
今回の記事は、拙い個人知識で好き勝手に書いたので、誤りがあるかもしれない。
もし、誤りがあれば、ご指摘いただきたいと思う。

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