節電タップのランプ色を変えてみる


最近あまり見かけなくなってしまったが、100円ショップで売られていた「節電タップ」。

今回は小ネタで、スイッチ部分のランプを取り換え発光色を変えてみようという話。

最近、100円ショップでは見かけなくなったが・・・

以前は100円ショップで、よく見かけた「節電タップ」、最近めっきり見かけなくなった。

アマゾンでも売り切れだった。

ただ、完全に絶滅したわけではないようで、形状違いのものがまだ売られている様子ではある。

この節電タップ、とても便利で、家の中のあちこちで使っている。

なにしろ、コンセントプラグの抜き差しせず、簡単に機器の電源を遮断できるからすこぶる便利。

節電のため、夜寝ているときは使わない光回線用のルーターやHUB、ONUにも付けている。
光回線用の機器類は、10ワットぐらいしか食っていないが、チリツモで、年間にしたら結構な電力の節約になるんじゃないだろうか。

しかし、このスイッチ付きの節電タップを最近見かけないのはなぜだろう。

当然作っているのは大陸だろうから、やっぱり(笑)安全性に問題があったのか?
それとも電気用品安全法違反とか・・・。

たしかにあれだけのものが、利益分を入れて税込み110円で売られているのが不思議ではある。

分解してみるとわかるが、意外に作りはしっかりしている。
手抜き芋ハンダでもなく、ちゃんとハンダ付けされていて、問題無いように見える。

但し、これはあるひとつを分解しただけなので、中にはひどい作りのものもあるのかもしれない
ひょっとすると、どこかで発煙したとか、溶けたとかいう話があったのかも。

まあ、この製品自体は、3年という使用寿命があるらしく、それが何か関連しているのだろうか。

ちなみに古くなってくると、光り方がチラチラと明滅するようになることがある
これは節電タップの異常ではなく、使用しているランプの寿命でそうなってくるから特に心配はない。

使っているランプはネオン管

「スイッチ付き節電タップ」のランプはLEDやフィラメントの電球ではなく、ネオン管という放電を利用したランプを使用している。

ネオン管の”ネオン”は、放電時にオレンジ光を発するネオンガスからきている。

管内にネオンガスを封入し、電極で放電し、オレンジ色に輝くのだ。

管の内側に蛍光物質を塗って、緑や白に光らせるものもある。
(以前、青色のものががアマゾンで売っていたが、今はどこを探しても見つからない。)

放電現象を利用するので、ある程度の電圧(約70V)以上でないと光らない。
だから3Vの電池につないでもピカリともしない。

しかし、流れる電流はとても小さい(約1mA)。
面白いのは静電気でも光らせることができる。但し光るのは一瞬だけだが。

このネオン管と抵抗1個、コンデンサ1個で簡単に点滅回路が作れてしまう。
今回の「スイッチ付き節電タップ」も部品を組み込むスペースがあれば、あえて点滅させるのも面白いかもしれない。

さて、この「節電タップ」、スイッチ部分が光るのがミソだ。

ランプの点灯で電源が入っているかどうかすぐわかるのが良い。

但し、どれも同じオレンジ色のものばかり。
たまには他の色もあってもいいんじゃね、と思ったのがランプ交換に走ったきっかけ。

色を替えたからと言ってどうのこうのという事はないが、用途の識別ぐらいにはなるのではないかな。

まあ、こういったおバカなことをするのは、当ブログだけだろうから、まあ自己満足の延長線上ではある。

ネオンランプを交換する

では、交換にとりかかってみる。

もし試されるのであれば、いつもの話であるが、商用100Vという電圧を扱うシロモノ。

ミスればショートや発煙、発火の危険もある。

もし、改造するなら、自己責任で。

何かあっても、「あのブログでやってたもん。」なんて中坊のような言い訳はしないこと。
フェルプス君、当局は一切関知しないからそのつもりで。

まあ、とにかく注意して、ということだ。

使用する部品は、ネオン管。色は緑発光のものを使用。

しばらく前まではアマゾンでネオン球を売っていたが、最近販売が終了してしまった。残念。

まだ楽天市場では売っているようだが、数量がいっぱい入っているため価格が高い。
業者じゃないし、そんなに使わないから余ってしまう。

10個単位ぐらいにすれば、もっと売れるのではと思うが、そもそもネオン管というマイナーなモノを買う人が居ないだろうな。

いくつかランプを交換したが、我が家のものは構造的に2種類のものがあった。

① ネオン管に抵抗が溶着されているもの。

② スイッチ内部に抵抗が内蔵されているもの。

いずれも、中のスプリングや接点にリード線が巻き付けられているだけの簡単な構造なので元通りに組めば大丈夫。

ネオン管の取り出し方法

最初は、分解してスイッチ部分を分離しようとした。

しかし、これは結構大変。ハンダがこってり盛ってあるので60Wクラス以上のハンダごてでないとハンダがなかなか溶けてくれない。(赤丸がスイッチと入力をつないでいる部分)

よく考えれば、スイッチ部分が分離できたとしても、結局はスイッチのシーソー部分を外すことになるので分離する必要はないのである。

だから、ハンダ外しはせず、スイッチの可動部分を外すほうが話が早い。

① ネオン管に抵抗が溶着されているもの

※この例はスイッチ部分を外してしまっているが、先に書いたように外す必要は無い。

スイッチの可動部分を細いマイナスドライバーを使ってこじるようにして外す。

もし硬いようなら、ドライヤーやヒートガンで適当に温めれば外しやすくなる。

分離した状態。

次に、透明のカバー部分を外す。

中にはネオン管と抵抗が収められているので、それを取り外す。
配線ルートがどのようになっていたか戻すときに困らないように、メモしておくとよいだろう。

取り出すとこんな感じ。下にあるのは今回取り付ける緑色のネオン管。
少し大きい。

入れてみるときれいに収まらない。
このときは、ケースを削ったり穴を開けたりしてなんとかしよう。

収まりがよくなったら、元のネオン管についていた抵抗を新しい緑色のネオン管にハンダ付けし直す。
(抵抗が無いまま100Vを印加すると、ショート状態と同じになるので注意。)

元通りに配線し直す。

元通りにしたら、テスターを使って、ショートやおかしな抵抗値になっていないことを確認しておこう。

② ネオン管の抵抗が内蔵されているもの

これは抵抗の付け替えが必要ないタイプ。つまりネオン管だけを取り換えればOKだ。

前と同じようにスイッチの隙間に細いマイナスドライバーを差し入れ、こじるようにして可動部分を取り出す。

取り出すとこんな具合。

透明カバーを外すとネオン管が見えるが、抵抗が見当たらない。

抵抗はどこにあるかというとココ。
抵抗が埋め込んであるのか、この物体そのものが抵抗なのかわからないが、何しろこれが抵抗である。

あとは、線を外す。

ネオン管を比べると、やはり大きい。
(部品の抵抗は不要なので、リード線は長さを合わせるため抵抗の根本で切ればよい。)

新しいネオン管が収まるようにケースを削る。

どうにか収まってくれた。

完成。

おわりに

何かの色を変えるというのは、面白いのでよくやっている。

実用性はともかく、お遊びに近いものだろうね。

クルマでも、パーツを違う色に変えたり、イルミの色を変えたりして個性を出すというのもある。
(今回とは意味が違うか・・・)

まあ、何にしろ、脳が満足するかどうかで人は動いているわけである。