上の画像を見てびっくりされたかもしれない。
最近はブラウザで詐欺サイトの警告をしてくれることもある。それがこの画像だ。
しかし警告はまだ一部。最近の詐欺サイトはとてもよくできていて、一見詐欺サイトとは思えないようなところも多い。
以前は日本語が変だったり、販売者情報の連絡先が書いてなかったりして、なんとなく違和感を感じるものだったが、最近は販売者や会社情報ももっともらしい記述がされていたり、クレジットカードが使えそうだったり、URLが「https」だったりですっかり信用させられる。
大変怖いと思うが、これにひっかって泣き寝入りしている人はかなり多いんじゃないかと思う。
先日も詐欺サイトにひっかりそうになったので、私なりにその見極め、対処の方法を書いてみた。
これはやばいぞ
新型コロナウイルスで、というわけでもないが休みの日あまり外に出ずネットであれこれ探し物をしていたある日のこと。
このときはビンテージ物の外国製戦車の模型を探していた。
扱っているところはたぶんないだろうと思っていたのが、あるサイトにその商品を見つけた。
おお、見つけた!!ラッキー!!っと思った。
しかも価格も割引されていてかなり安い。
クレジットカードが使える表示もある。
もうこれは買うしかないね、と素直に思った。
この時はなんの疑いもなかった。
早速そのサイトに会員アカウントを作る。
当然、本名と、住所、メルアド、電話番号を入力。
しかし、そのあとからなんとなく違和感を感じはじめた。
う~ん、なんか変。サイトの作りが胡散臭いのだ。
ほしかった商品をカートに入れる前に念のためそのサイトをググってみた。
検索でそのサイト自身はヒットせず、ヒットしたのは詐欺サイトを教えてくれるサイトだった。
更に調べてみると、詐欺サイト確定だった。
これはまずいぞ!!わしとしたことが・・・。
以前に出くわした別の詐欺サイトのときはひっからなかったのに。ちょっとくやしい・・・。
すぐさま、先ほど登録した「個人情報」をでたらめな内容に書き換えた。
もたもたしていると、どこにその情報が渡るかわかったものではない。
詐欺サイトの特徴など
そんな経験から、以下に詐欺サイトの注意点を書いておこうと思う。
1.販売者、会社情報はもっともらしいが・・・
住所はもっともらしいが、グーグルマップで調べてみるとその番地が存在しない。
もしくは住所は存在しても、ストリートビューで見るとただの農家だったりする(笑)
2.連絡先電話番号が記載されているが・・・
電話番号の記載があるので、試しに電話をしてみると全く別の会社につながった。
いい加減な電話番号を記載しているのだ。
(電話で確認するのは、その会社に迷惑がかかるかもしれないが・・・)
3.いかにも支払いにクレジットカードが使用できるような記載がある
結局、最終的にクレジットカードは選べず、銀行振込だけ。
振り込まれた金を受け取り、モノを送ってこない魂胆。
4.ネットで検索してもそのサイトが出てこない
詐欺サイトの情報を知らせているサイトには出てくることがある。泣くね。
5.ホームページに使用してるの画像が汚い(粗い)ことがある
どこかからコピペしてもってきたのだろう。
6.URLが”https”だからといって安心ではない
httpsから始まるが、「.co.jp」「.jp」「.com」「.net」では無く、あまりなじみのないドメインが使われている。例えば.xyzだったり.onlineなど。
7.日本語も特に変ではないが・・・
ただし商品の説明は変な日本語になっているものがある。
そしてフォントが日本で使わないものがあったりする。
8.価格が安いが・・・
ただしめちゃくちゃ安いということでもない。微妙に手を出したくなる価格になっているのがミソだ。
あまりに安いと怪しまれることを学習しているんだろう。
また、他の店で品切れ中の商品や世の中ではおそらく売ってないであろう商品がいくつものもの在庫ありで売られていたりする。
もし会員アカウントをつくってしまったら
さて、では誤って会員アカウントを作ってしまい、実際の住所や電話番号、メルアドを入れてしまった場合はどうしたらよいか。
詐欺サイトと気づいたら、なるべく早く登録した会員情報をでたらめなものに書き換える。
アカウント自体の削除はできないケースが多いが、もしできそうなら会員情報の削除や退会をしたほうがよい。
しかし表向きは削除されていても実はしっかり情報を保持しているとも考えられるので、やはりでたらめなものに書き換えた後に会員情報の削除や退会をしたほうがよい。
もし銀行にお金を振り込んでしまったら
お金を振り込んでしまってから詐欺だと気づいたときの対処を書いておこう。
ただ、私はお金を振り込んだことがないので、世の中にある一般的な話を書いておく。
お金を取り戻すには、振り込んだ銀行口座を凍結し相手にお金が渡らぬようにすることだが、銀行の口座凍結は個人の訴えではなく警察の要請で可能になるようなので、まずは銀行に一報するとともに警察に被害届を出すこと。
■ 警察に被害届を出す
このとき
・注文したページの画面(URLも)
・注文後に送られてきたメールの内容
・相手の銀行口座情報
・その他、相手とやり取りしたメール
これらのキャプチャーした画像をプリントアウトし、これを証拠物として提出する。
(できるだけサイトURLや相手のメールアドレスなども一緒に写ったものが好ましい。)
それと、どの点が詐欺サイトだと言い切れるのか、というのを説明できるようにしておくとよいらしい。
■ 振込元の銀行に連絡し振込を中止してもらう
振込先の銀行に対し、その口座が詐欺に使われているものであることを連絡し振込を中止してもらう。
「警察署まで行くのはちょっと・・・」というのなら、都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口や国民生活センターに連絡するのが良いだろう
うまくいけば口座凍結となり、その後入金したお金が戻ってくる可能性はある。
おわりに
以前にも明らかに詐欺サイトと思われるところがあって、いろいろ調べていたのだが、そんな自分が餌食になりかけたとは情けない。
しかしサイトは巧妙に作られていいて、知らない人はまんまと引っかかってしまうだろう。
代金を振り込んだものの商品を送ってこない、クレジットカード番号が悪用される等々・・・
試しにクルマのカスタム用のステアリング(ハンドル)を探した日にゃぁ、出るわ出るわ詐欺サイトがわんさか出てくる。
安いからといってすぐに飛びついてはいけないのですね。
ただ、見慣れてくると、詐欺サイトの表示構成がほぼ同じ形態なので見分けがつくようになってくる。
詐欺サイトを利用したことに気づいたら迅速に行動を起こすことだ。
どうぞ皆さんお気をつけください。