ホイールカバーを交換してイメージチェンジ

クルマというのは、パーツの色、形状でイメージがずいぶん変わる。

今回は、ホイールカバーを交換して、印象がどのように変わるかを試してみた。

「愛車若返り作戦」

今回、作業させてもらったのは、ダイハツ タント エグゼ。

このクルマのタイヤは14インチの鉄製ホイール(俗にいう鉄チンホイール)にホイールカバーをかぶせたものだ。

走行距離 約7万キロ。全体的に少々傷みも出てきているが、まだまだ現役。

今回、オーナー交代のため、「愛車若返り作戦」を遂行することになったわけである。

先日、ボディー磨きとコーティングをおこない、ボディはきれいにしておいた。

樹脂部分も劣化し白っぽくなっていたため、バーナーであぶり、タイヤ用保護剤を塗って黒艶にした。

ドアバイザーはプラスチック用コンパウンドで磨き、つやつやに。

また、ヘッドライトもかなり曇っていたため、研磨とヘッドライトスチーマーを使ってきれいにした。

これだけでも、かなり見た目が良くなった。

(下は修復前のヘッドライト。重度の”白内障”だ。)

 ※「ヘッドライトスチーマー」については、こちらの記事をどうぞ。
  黄ばんでひび割れたヘッドライトを復活させる

平凡なホイールカバー

しかし、タイヤ部分がどうも気に入らない。

悪口のつもりはないが、鉄ホイールに被せてあるホイールカバーが平凡で、はっきり言ってダサい。
のっぺりしていて、色もプラッキーなくすんだ銀色だ。

しかも中に見える鉄ホイールがサビだらけで、とても可哀そうなことになっている。

ホイールカバーを外してみると、ご覧の通り。

ホイールカバー自体もサビの影響を受けて、よろしくない状態。

う~ん、これはいかんね。ちょいと見映えを良くすることにしよう。

「ホイール再生プロジェクト」

ホイールのサビを解消し、かつ見映えをよくしようとするなら、アルミに履き替えるのがいちばん簡単だろう。
しかし、それなりの出費は覚悟しなければならない。

低コストで行うなら、ホイールカバーを交換するのが現実的選択だ。
鉄ホイールのサビはDIYでなんとかしてみようと思う。

しかし見映えの良いホイールカバーなんてあるのだろうか?

ホイールカバーを探すなんて、数十年ぶりだ。
昔はディーラーでしか取り扱ってなかったし。

ところがそんな心配も気苦労に終わった。

ネットで探すと、あれこれカッコいいホイールカバーがあるではないか。さすが21世紀だ。

しかも4枚セットで数千円台。昔、ホンダで買ったときは1枚 4000円ぐらいしたっけ・・・

とりあえず、評価とかいろいろ調べてみて、デザイン的にもよさそうなものをポチった。

ネット上の写真だけで現物を見たわけではないので、品質的なことには?が付くが、いい加減な製品でもなさそうだ。

ちなみに、ホイールカバーはサイズもいろいろあるので、クルマに合ったものを注文することだ。

製品によっては返却不可の但し書きのものもあるようなので、間違えないよう注意だ。

ちなみにサイズはタイヤサイドの表示を見れば良い。

届いたのは、「ARC・EVOホイールカバー BK/SBR AWM1-1SL-14」。
14インチ用の汎用ホイールカバーだ。


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台湾製。大陸製より安心感があるような・・・

箱の裏に取り付け方法が書いてある。

ぱっと見は高級感あり(笑)

裏面

予想以上にデザイン、作りとも良さそう。

アルミっぽく見えるが、もちろんプラスチック樹脂製だ。

触った感じ、カチコチではなく、少々柔軟性のある素材でできている。
その方が、ホイールに無理な力が加わった場合や温度変化に追従できるのだろう。

錆びだらけ鉄ホイールの補修塗装

さて、ホイールカバーの取り付け自体は簡単なのだが、その前に錆びた鉄チンホイールをなんとかしなければならない。

内側がサビサビでは、いくら見映えのよいホイールカバーでも台無しである。

まずは、タイヤをクルマから外し、電動ドリルに取り付けたワイヤーブラシでゴシゴシとサビを削ってゆく。
なお、ワイヤーブラシでエアーバルブをキズをつけないよう、梱包用テープなどで養生しておくと良いだろう。

ワイヤーブラシを使えば、うるさいが面白いようにサビが落ちてゆく。

上から防錆塗料を塗ってしまうので、サビ落としは適当でよい。

使用した塗料は、サビ止め剤が配合された塗料でマットブラック(つや消し)のものを使用。
これをペイントうすめ液で少しだけ希釈して使用した。


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ある程度サビ落としができたら、濡れタオルで拭き、シリコンオフで脱脂しておく。

YouTubeなどで鉄ホイールを塗装する場合、スプレー缶を使用しているケースが多いようだが、刷毛塗りの方が断然効率が良い。

タイヤ自体の養生も不要だし、スプレーミストが周辺を汚す心配もない。
せいぜい、垂れた塗料が下に落ちるのと、多少、塗りムラになるくらいだ。

ムラもマットブラック(つや消し)なら目立ちにくいし、そもそもホイールカバーで隠れてしまうのだから、そんなに丁寧に塗る必要もない。

ムラは気にせず、ぺたぺたと塗って行く。
塗料が垂れるので、下面には新聞紙などを敷いておくとよいだろう。

塗り終わったら、よーく乾燥させる。

クルマに取り付ける。このままでもいいかも(笑)

とりあえず購入したホイールカバーをあてがってみる。
まあまあ、いいんじゃね。

取り付け時は、エアーバルブの部分にホイールカバーの凹みが来る向きにする。

あとはホイールカバーを押し当てながら、周りを軽く叩いてはめ込んでゆく。
無理に一部分だけ押し込んだりすると、つめが割れてしまうこともあるようなので均一にはめてゆくとよい。

以前のものより爪の幅が狭いが、がたつきもなく、しっかり装着できた。
よほどひどい運転をしない限り、外れる心配はなさそうだ。

うん、いい感じ。(自己満足)

before & after

ちょっと若作りになったような・・・

おわりに

クルマは、ちょっとしたパーツの変更で大きく印象が変わることはよく経験することだ。

タイヤホイールなどはその代表例だろう。

最近は、ボディと同色のフロントグリルをあしらったようなクルマもある。

これもフロントグリルの色を変えて、従来の印象を変えた例だろう。

昔は、ギラギラメッキのフロントグリルが多かったが時代の変化かもね。

電気自動車も次々出てきて、従来の「クルマ」のデザインにこだわらないものも増えてきたようだ。

自分なりにカスタマイズできるのも、クルマの面白いところだね。

今回のホイールカバーも交換した「愛車若返り作戦」、新オーナーも喜んでくれたようである。

※ 道路交通法 保安基準のタイヤのはみ出しについて

道路交通法 保安基準のタイヤのはみ出しに関し「前30度・後ろ50度」の範囲はタイヤ&ホイールがフェンダー内に収まっていないと、「はみ出し扱い」となる。

2017年6月の保安基準の改正で「最外側がタイヤとなる部分」については、突出量が10mm未満なら、突出していないものとみなすこととなった。

これはタイヤ部分のことであり、ホイールについては従来と同じである。
(タイヤ部分のはみ出しは良くて、ホイールはダメとは、なんとも不可解な改正だね。)

海外製ホイールカバーは、製品によっては基準を満たしていないものがあるかもしれない。

もし不安なら、車検時にホイールカバーを外して、検査を受けることをお勧めする。
どうせ、車検時はタイヤ取り付けチェックで、ホイールカバーを外されてしまうわけだし。