最近、運転席の立体成型のフロアマットがズレてしまうことがあった。
ちゃんと固定していないのが原因だった。
これは危険。今回、汎用品を使って対策してみた。
フロマットはTPE素材の社外品
我が家のヴェゼルは立体成型TPE素材のフロアマットを取付けている。
俗にいう「3Dフロアマット」というやつだ。
TPEとは「熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers)」というゴム状プラスチック素材のこと。
「熱可塑性エラストマー」については以下に詳しい説明がある。
この「3Dフロアマット」は、上記の特性で車体の床形状にぴったりとフィットするように作ることができる。
ちなみに、どのように作られているか状況が分かるサイトがあったので下に載せておく。
中国製造網 TPE,TPV,PVC 3D 5D真空成形自動車用フロアマットシート押出機
フロアマットについて、新車購入時、多くの人は毛足のあるモフモフのフロアマットを選ぶのではないだろうか。
TPE製品を選んだ理由は手入れが簡単だから。
わしはキャンプなどアウトドア活動へ時々行く。そこでは、土や泥水、落ち葉などの汚れがついたまま車内に入ることになる。
もし絨毯のようなマットだったら帰ってからの掃除が大変だ。
TPE素材であれば、たとえどろどろに汚れたとしても、水で簡単に洗い直すことができる。
この洗浄性の良さがTPE素材の特長でもある。
ただし、見栄えの良さや、ラグジュアリー感は全くなく、無骨な実用本位という感じだ。
そして、合成樹脂素材の滑らかさゆえ、車体の床面に対して滑りやすいという弱点もある。
フロアマットがズレる
さて、このTPE素材のフロアマットだが、最近ちょっと気になることがあった。
運転中、何かの拍子に足を踏ん張ったとき、フロアマットがズルっと前へ動いてしまったのだ。
納車後、数年経つが、これまでそんなことがなかったため、ちょっとびっくりした。
フロアマットには固定用の穴が二か所空いており、そこに爪を引っ掛けることで、ズレない構造となっている。
このフロアマット、購入時に固定用器具が付属していなかった。
固定用の器具はディーラーでしか販売してないという漫然とした思い込みがあったため、事務用品のフックを流用して固定していたのだ。
しかし、これが良くなかった。爪のひっかかりが浅いため、大きな力が加わったとき、爪から外れてしまったのだ。
最悪時ペダルの下にフロアマットが入り込んで、ブレーキ、アクセル操作に支障をきたしたかもしれない。
早く対策しておくべきだった。
フロアマット固定用クリップ
ある日、クルマ関連の動画を見ていたところ、後部座席のフロアマットをズレないように加工するものがあった。
「フロアマット固定用クリップ」という汎用品を使用していた。
おお、こんなものがあるのか!
ネットで汎用品が売られていたのに、なぜそれを思いつかなかったのか不思議。
思い込みというのはいけません。
Amazonで「フロアマット 固定」で検索してみると、いろいろな形状のパーツが出てくる。
そこで、現行のフロアマットに装着できそうなものを注文した。
取付け
購入したのは下記。
4個セットで700円弱。安いのか高いのかよくわからないが、大陸製なのでこんなもんかな。
大陸製品、当然のことながら説明書なんてものは入っていない。勝手に調べろのパターン。
部品は3つのパーツで構成されている。
それぞれの部品の名称が分からないので、マット表側に取付ける部品をソケット(上)、裏側をソケット(下)、車体床に取付ける四角い部品をプラグと呼ぶことにする。
元々フロアマットについているソケットに、購入したプラグが取付けられないか試してみたが、穴が少し小さいようだ。穴を広げれば取付けられるかもしれない。
取付けに当たり、まずはフロアマットに元々ついているソケット(上)(下)を外す。
嵌め殺し的構造なので、スクレパーなどを使ってじわじわ外してゆくとよい。
画像に映っている工具は100均で売っていた栗の皮むき器だ。
まず、購入したソケット(下)をフロアマット裏側に取付ける。
大きさはピッタリだった。
次にフロアーマット表側から、ソケット(上)をソケット(下)に押し込むように取付ける。
これは一度はめ込むと、取り外すのに少々苦労するので、向きとかをよく考えて取付ける。
押し込みに少々力が要るので、平らで硬いものの上で押し込むと良い。
次に、車体マット側にプラグを取付ける。
このプラグには針がついていて、車体マットに突き刺すことで固定される。
針は車体前方向に向かって突き刺す。
プラグには回転するツマミがついていて、フロアマットを挿し込み90度回転させればロックされる仕組みだ。
フロアマットを敷いてみて、プラグを設置する位置をマーキングしてやり、フロアマットを外しプラグの針を車体マットに挿し込む。
再度フロアマットを置いて、プラグ先端をソケットに挿し込み90度回してロックすれば完了だ。
もし、位置が悪ければ、プラグ側を刺し直して修正すればよい。
おわりに
これで、フロアマットのズレは解消された。
もっと早くこの部品を探し出せばよかったのにと思う。
これは誰しもあることなのかも知れないが、思い込みで、できないことと決めつけていることだ。
調べてみると意外と簡単に解決できる方法があるわけなのである。
今のご時世、ありがたいことにブログや動画サイトで、情報は山のようにある。
いかに自分のほしい情報を見つけ出すか、見つけ出せるか、ちょっと教訓となったできごとだった。



















