モンベル「バロウバッグ」というシュラフ(寝袋)を使ってみる


そろそろキャンプにでも行くべ!!だんだん暖かくなっていいシーズンになってきました。
しかしシーズンといっても、まだまだ朝晩は冷え込みがきついことも。

そんなとき、快適な眠りのための必需品はシュラフ(寝袋)。
値段や性能、手入れのしやすさはピンからキリまでありますが、今回はトータル的にバランスのとれたモンベルの「バロウバッグ」を紹介したいと思います。

シュラフ(寝袋)は何がよいか

さて、キャンプ場は人里離れた山の中も多く、昼間は暖かくても朝晩冷え込みがきついときもあります。
焚き火を囲っているときはいいけれど、寝ているときの寒さはつらいもの。
寒さで夜中に目が覚めるというのは最悪ですからね。

これまで、安~い綿製の封筒型シュラフ(寝袋)を20年ぐらい使ってきました。
これはこれで重宝していて、真夏はこれで十分なのですが、寒さ対策では能力不足。毛布も当然必需品となります。

そこで少し良いものを買おうということになり、あらためて購入条件をまとめてみました。
ただし、条件としては、一般ファミリーレベルのキャンプを想定し、現地まではクルマでの移動を前提としています。

まず、必要条件として

  1. 保温性能
  2. 蒸れにくさ
  3. 寝返りや脚を曲げることができる伸縮性もしくは広さ
  4. 手入れのしやすさ
  5. 価格

そして、副次的条件として

  1. 収納がコンパクトか
  2. 耐久性

それで、あれこれ調べてみるとモンベルのバロウバッグシリーズの評価がよさそうです。

ちなみに「アルパイン バロウバッグ」 というシリーズもあり、価格もそちらの方が少し安いのですが縫製少し違いストレッチ性能が若干劣そうです。
紛らわしい名前の付け方なので注意が必要です。

モンベル バロウバッグ#2を購入

バロウバッグシリーズは#0、#1、#2、#3、#5があり、数字の数が小さくなるほど耐寒性能が上がり、#2は中間あたりの性能になります。

極寒の地へ行くわけでもなく、シリーズ中の「バロウバッグ#2」が性能、価格的にバランスがとれているようだったのでそれを購入してみました。

ちなみに「バロウバッグ#2」はコンフォート温度(寒さへの耐性が低い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることなく睡眠できる温度)が2度までとされていて、毛布と併用すれば冷え込む時でも十分対応可能です。

バロウバッグの特徴について簡単に挙げてみましょう。

  • 形がマミー型(人型)
  • 保温素材に化学繊維綿を使用
  • 「スーパースパイラルストレッチ・システム」という縫製を採用
  • 耐久性がある
  • 割と価格が手ごろ

詳細については以下のごとくになります。


出典元:モンベル オンラインショップ

出典元:モンベル オンラインショップ

マミー型は頭からすっぽり身体全体を包む形状なので寝相が悪くてもちゃんと熱を外に出さずにいてくれます。
これが封筒型だと肩のところから熱が逃げてしまって、気づいたら、寒!!ということになるのです。

化学繊維綿は、繊維が水分を吸収しないため保温性を保ちながら速乾性もあるそうで、もちろんダウン(羽毛)の方が保温能力は優れていますが、その分コストが高く、自然素材ゆえ手入れにも気を使います。

バロウバッグ#2を使ってみる

では実際に使用してみてどうなのか、数回使ってみた感想など。
マミー型は封筒型に比べ「窮屈」という話がありますが、「スーパースパイラルストレッチ」という縫製を採用したことにより、伸縮性に富んでいて足を曲げて寝ることができます。
これは非常に楽です。

外側、内側共表面がつるつるした化繊の生地なので、もぐりこんだ瞬間は冷たく感じます。
しかし次第に体温が蓄積されて温かくなってきます。
ただ、内側の生地がつるつるしているため触ると冷たく感じられるのは仕方ないかもしれませんね。

足先はぺらぺら感があり、少々物足りなさを感じるかもしれません。
そんな時は、バスタオルや小さな毛布、ひざ掛けなどを足先の部分に仕込んでおくと良いと思います。場合によっては「湯たんぽ」もいいかもしれません。

もっと温かさがほしいと思うときは、上から薄い毛布でよいので掛けてやるとかなり快適さが増します。
それからシュラフの下には必ず断熱マットや毛布を敷くことです。

地面側はシュラフの保温繊維がつぶれているため温められた空気が保持できません。
暖かさを保つには地面側に熱を逃がさないようにするのが快適さを増すコツと思います。

まとめ

■ 良いところ ■

  • 保温性能は良い
  • 伸縮率が高いので寝返りや脚を曲げて寝ることができる
  • 収納が割とコンパクト(ダウンに比べると劣るが、クルマで移動するなら特に気にならない)
  • 手入れが楽(通常は日陰干しで乾燥させ収納。汚れたら洗濯機も可)

■ イマイチなところ ■

  • 内側もつるつるした素材なので触ったときのヒンヤリ感
  • 足先が心もとない(わたしは靴下を履いたまま眠れない人なのでもうすこし厚みがほしい)

いろいろ言っても、登山用のシュラフなので生命を維持することが最大の目的、あまり細かいことは気にしないことでしょうか。

購入レビューなど見ると、人それぞれ体感温度も差があるし、一概に良し悪しは決められませんが、ひとつ持っておくと便利なシュラフであることは間違いないでしょう。
昨今の頻発する自然災害でも避難時に活躍してくれると思います。

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